会社で上司のパワハラや職場の人間関係が原因で、自律神経のバランスが崩れてうつ病になってしまう人は多いです。
残念ながら、100%確実にうつ病を理由に即日退職できるとは断言できません。
もちろん、お勤めの会社がフツウであれば問題なく辞められるでしょう。
問題は、ブラック企業に在籍している方です。
ブラック企業には、世間の一般常識がまったく通用しません。
あなたが退職を申し出れば、たとえうつ病を患っていても、自宅へ押しかけたり何十回も電話を掛けてくるかもしれません。
では、病院でうつ病の診断書をもらえば、即日退職することはできるのでしょうか?
今回は、うつ病の診断書をもらった方を対象に、即日退職をする手順・流れについて解説します。
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うつ病の診断書があれば即日退職ができる理由
うつ病の診断書があれば、即日退職を申し出てまず断られることはあり得ません。
なぜなら、うつ病の部下と知りながらそのまま仕事をさせ続けたら、パワハラ上司の責任問題へと発展するためです。
とくに、最近では劣悪な労働環境で働く従業員の過労死やパワハラによる自殺等が社会問題として大きくメディアに取り上げられる時代です。



「うつ病だから働けない」部下の退職を認めないバカな上司はさすがにいないでしょう。
退職を伝えた当日から会社へ行かなくて済む方法とは
実は、本人の意思さえあれば、退職を申し出た当日から会社へ行かなくてもOKです。
会社を辞めるには、最低でも2週間前に退職の意思を伝える必要があると思われる方が多いでしょう。

そして、2週間は有給を消化するなり、ムリをして引き継ぎ業務などをしなければならないとお考えかもしれません。
しかし、筆者は当サイトの運営に当たり、ブラック企業から退職したご経験のある方から様々なお話を聞いたことがありますが、実際に2週間会社へ行かずにそのまま退職したケースをたくさん知っています。

「有給が残ってないんだけど…」という方も安心してください。
うつ病によって働けない状態なら、たとえ有給日数が残ってなくとも即日退職ができます。
2週間前に退職の意思を伝えなくても辞められる理由とは
まず、会社を辞める2週間前に申請をすることは、民法上定められているルールです。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:ウィッキブックス
しかしこれは、あくまでも本人が働ける状態を想定した話です。
うつ病と診断されている状態なわけですから、本人が「もう働くことができません」と意思表示さえすることができれば、即日退職はできるわけです。
たとえ、有給が残っていなくても、退職日まで病状欠勤(※後述します)とすれば、2週間を経過させる民法上のルールにも反しません。
そもそも、会社側としては、うつ病で働けなくなった従業員を残しておくことにメリットが何もありません。
よって、うつ病によって働けないあなたが即日退職の申し入れをすれば、会社はすんなり受け入れるのです。
ただし、本人が会社へ「どうしても働けません!」と強く伝えることができれば、の話よ。
指示しても働かない従業員を置いておく理由がないので、会社は退職を受理するわ!
就業規則に退職の申請についてルールがある?
「民法上では2週間前に退職の申し入れをするとあるけど、ウチの会社は1ヵ月前に伝えるルールなんですが…」
退職のルールが就業規則に盛り込まれている方もいるでしょう。
しかし、これもまったく問題はありません。
会社の就業規則は、あくまでも「ウチはこういうルールでやっていきましょう」とする約束事に過ぎず、法的な拘束力はないからです。
ですから、仮に「退職の申し入れは1ヵ月前にする」などとルールがあっても、うつ病によって働けないあなたに責任が問われる可能性は0%です。
会社の就業規則は、あくまでも社内で働く従業員が守るルールだと認識してください。
うつ病によって会社を辞めるあなたがルールを守ろうと無理をする必要はないわ!
堂々と退職を申請するのよ!
有給があれば退職日まで出勤せず辞められる
もし、2週間以上有給日数が残っていたら、退職前にきちんと消化させてもらいましょう。
労働者は有給休暇を取得する権利を持っています。
有給消化は、条件を満たしていれば、正規・非正規問わず誰もが申請して取得することができます。
- 雇い入れの日から6ヶ月以上勤務
- 全労働日の8割以上出勤
有給休暇の申請を会社は原則断ることができません。
堂々と申請して、すべての日数を消化して辞めましょう。
場合によっては、退職時に消化しきれなかった有給休暇を会社が買い取ってくれることもあります。
その場合、残っている有給休暇の日数分の買取価格が支払われます。
ただし、有給休暇の買取は例外的なもので、法律上の規定もありません。
そのため、あくまでも有給休暇は、消化してから退職することを前提に考えておきましょう。
「有給がない」「転職・再就職が厳しい」方は傷病欠勤を選択
退職日を2週間後としたくとも、有給が残っていない方や、そもそも退職後にすぐ転職活動ができる状態ではない方もいると思います。
そんなときは、傷病欠勤を選択してください。
病状欠勤とは、名前の通り病気やケガを理由に欠勤することで、うつ病で診断書があれば当然該当します。
また、医師の診断で「自宅療養の必要アリ」となれば、傷病手当金制度を利用できます。
傷病手当金とは、病気やケガを理由に休業を余儀なくされた社会保険加入者を対象とした制度で、給与の6割を最長1年6ヵ月受け取ることができます。
傷病手当金は、申請して受理されれば会社を退職後も支給が続きます。
また、一旦は休んでいずれは職場復帰したい方は、会社と相談して休職扱いにしてもらい、その期間だけ傷病手当金を受け取る道もあります。

とりあえず休職しておくのもアリね!
傷病手当金を利用するには、1年以上の社会保険加入期間が必要になります。
ですので、1年目の新入社員や、保険加入要件に満たない派遣等の非正規で働いていた方は、申請基準を満たせず傷病手当金制度を利用できません。
また、「早く次の職場を見つけて働きたい」方は、ハローワークで手続きをすれば失業保険の受給ができるので、無理に傷病手当金を利用しなくてもOKです。

【今すぐ会社を辞めたい】うつ病で即日退職をする手順・流れ
うつ病によって即日退職をしたい方の多くは、会社の上司や同僚となるべく顔を合わせず、必要最小限のやり取りで終わらせたいでしょう。

ここでは、会社から訴えられることなく、法律上においても問題なく即日退職する手順、流れについて解説します。
退職届を内容証明郵便で郵送する
まず、即日退職するためにもっとも大切なのが退職届です。
退職届を会社へ提出(郵送)しなければ、あなたが退職したい意思が伝わらず、出社しなくなった日を欠勤扱いとされるリスクが生まれます。
ですので、「私はうつ病によって働ける状態ではなく、今日から会社へ行けません」と意思表示するために、まず退職届を会社へ提出する必要があるのです。
そもそも退職は労働者が持つ正当な権利だけど、口頭で伝えても上司が取り合わなかったり、「辞めるなんて聞いてない」なんてかわされるかもしれないわ。
自己防衛するために必要なのが退職届なのよ。

退職届の書き方については、下記の記事をご確認ください。

次に、退職届の郵送ですが、これは内容証明郵便を利用するのがおすすめです。
内容証明郵便とは、退職届を会社へ郵送した事実を第三者である郵便局に証明してもらえるサービスです。
内容証明郵便の詳しいやり方については、下記の記事をご確認ください。

内容証明郵便は、当日に郵送できるオプションが用意されているため、即日退職をしたい意思を会社へ伝えることができます。
「普通に郵送すればいいのでは?」と思う方もいるでしょう。
内容証明郵便を利用する理由は、ブラック企業の上司が受け取った退職届を故意に隠したり処分する等の悪質なやり方を未然に防ぐためです。
退職する会社がブラック企業でなければ、内容証明郵便を利用する必要はとくにありません。
最低限の引継ぎを行う
退職するときの引継ぎは、役職や仕事内容、環境によって大きく内容が変わるため、一概にやり方を解説することはできません。
基本的には書面に重要事項のみまとめて退職届と一緒に提出するのが望ましいでしょう。
もし、退職理由が転職となれば、転職先からリファレンスチェック(※転職先の企業が応募者の勤めていた職場に経歴や人柄を確認すること)されるなどのリスクがありますし、何より今まで働いてきた会社に迷惑を掛けることへの強い罪悪感に悩むでしょう。
しかし、うつ病による即日退職をしたいのなら、真っ先に優先するべきなのはご自身の身体であり、人生です。
退職前の引継ぎも業務の一環ですから、すでに一分一秒も働けない状態となったあなたができることは限られていますよね。
自分にしか分からない、どうしても伝えるべき必要事項のみ書類やメールにまとめて、後日に会社へ郵送するなどの対応を取ってください。
うつ病で退職するなら、会社のことより自分自身のことを一番に考えなさい!

どうしても自分から辞めると伝えられない方へ
ここまで、うつ病により働けなくなった場合に、会社とのやり取りを最小限に即日退職する手順について解説してきました。
しかし、ご自身の力だけで100%会社とのやり取りを遮断できるかといえば、それは不可能です。
突然出社しなくなったら電話が何度も掛かってくるでしょうし、もしすでに何日も欠勤を続けている場合は、会社側の責任として安否確認を目的とした自宅訪問は必ず行われます。
筆者は、本記事の冒頭で「うつ病であっても100%退職できるとは言えない」とお伝えしました。
これは、法的に無理だと言うことではなく、ブラック企業の執拗な引き止めを振り切るだけの強い意志を持ち続けることが難しいということを言いたかったのです。
もし、あなたが本当に人とかかわるのが煩わしく、すべてから逃げ出したいのなら、バックレではなく、退職代行サービスの利用を検討してください。
退職代行とは、あなたの代弁者として退職の意思を会社に伝えてもらえるサービスです。
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ただし、「周りに迷惑を掛ける」「裏切ってしまった」「他人の力を借りて情けない」などといった自己否定の感情に囚われていると、退職をすることを決断できなくなってしまいます。
筆者は過去に退職代行サービスを提供する業者に取材をしたときに、「申し込みを受けてから失敗することはありますか?」と質問したことがあります。
その質問を受けて、退職代行業者の方は以下のように回答されました。
「代金をお振込みいただいた後で、会社を退職できずモメたことはありません」
「ただ、相談に乗っているとご自身で退職を諦めてしまうケースが結構多いです」
うつ病を患うほどご自身を追い詰めてしまっているなら、退職する勇気を出すことです。

辞めた後の未来は今は考えず、今日一日をどう楽しく過ごせるかを考えなさい!
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それではここからは、当サイトおすすめの退職代行サービスについてご紹介します。


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よって、残有給消化や退職日、残業代の請求といった会社との交渉まで依頼ができるのが特徴です。
退職代行SARABAの退職者数は約14,000人と業界トップクラスの実績があるため、当サイトでは自信をもっておすすめしています。
口コミ・評判
本当に出勤せずに退職可能か不安でしたが、退職後のやり取りも行なって頂き無事に書類なども受け取ることが出来ました。
うつ病になってしまうのでは無いかというほど追い込まれていたので、辞めることができたのは本当に良かったです。


総合評価 | |
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利用料金 | 一律 24,000円(税込) |
返金保証 | |
会社との交渉 | |
営業時間 | 24時間 365日 ※電話相談は平日AM10時~PM7時 |
申込方法 | ライン・メール・電話 |
決済方法 | 銀行振込・ペイパル・クレジットカード |
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当サイトがおすすめする退職代行サービスランキング2位は退職代行オイトマです。
退職代行オイトマでは365日24時間営業しているため、突然「もう出勤は無理だ…」と心が折れたときにすぐ申し込みができる大きなメリットがあります。
現状、労働組合のある退職代行サービスの料金相場は25,000~30,000円ですので、「退職代行オイトマ」は安い料金で確実に退職できるサービスと言えるでしょう。
退職代行オイトマの口コミ
僕自身は何もしなくてよくて指示通りに動いていただけなんでずっと遊びほうけていました。
実際に会社から自分に連絡はこなかったですし。依頼する前は、本当に何もしなくても辞めれるのか?と思っていました。
そんな都合のいい話があるんだろうか?とも思ったんですが、実際に依頼してみて自分自身はとくに何もしなかったんで、ホームページにある内容の通りでした。


総合評価 | |
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「ネルサポート」が他業者と大きく違う点は、合同労働組合ユニオンネルサポートという労働組合を発足しているところです。
「退職代行ネルサポート」なら、労働組合として活動しているため、会社との交渉をする権利があります。
ブラック企業から退職するときに何か問題が起きても、毅然とした態度でこちらの権利を主張することができるメリットがあります。

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基本的に退職代行は全国対応ができるサービスなので、お住まいの地域で探す必要はありません。
しかし、中には「弁護士事務所で顔を合わせて面談したい」「どうしても住んでいる地域の業者にお願いしたい」という方もいらっしゃると思います。
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