非公開求人…?
言葉だけ聞くと良くない求人のことか…?
さとしくん!
そんな事ないわ!
「非公開求人」は、転職エージェントが保有している、一般の転職サイトなどには公開されていない求人情報のことなの。
この非公開求人にお宝の転職先が眠っているのよ!
ウェブページに掲載されていて誰でも閲覧できる「公開求人」とは異なり、転職エージェントに登録しないと、求人の内容はもちろん、求人の存在すら知ることができません。
という事で今回は
- 非公開求人と公開求人の違い
- 非公開求人のメリット・デメリット
- 当サイトおすすめ転職エージェント
この3点を中心に解説していきます。
それではさっそく、下記に参ります。
非公開求人とは
非公開求人とは、企業のWebサイトや転職サイトなどで、一般に公開されていない求人情報の事です。
どのようなポジションで人を募集しているのかを普通の人は知ることができません。
こうした非公開求人は、転職支援サービスを行っている、一部の転職エージェントが情報を把握しているのです。
非公開にしている理由
企業が求人を非公開にしているのには理由が2つあります。
- 社内の採用情報を外部に漏らさないため
- 自社の社員に知られないため
- 企業側が採用コストを抑えたいと考えているため
1つ1つ解説していきます。
以下で確認していきましょう!
①社内の採用情報を外部に漏らさないため
公開求人の場合は年収や仕事内容など、詳細な情報をネットなどに載せなくてはなりません。
公にすることで、これらの情報を競合他社に知られてしまうと、企業にとってマイナスになることがあります。
「近々株式公開をするために、優秀な経験者を確保したい」
という企業も、非公開求人を利用することがあるわ。
②自社の社員に知られないため
非公開求人にはライバル企業だけでなく、自社の社員に知られたくない情報も含まれています。
特に役員クラスの求人は、社員に不安を抱かせないためにも、秘密裏に採用を行う場合があるのです。
求人募集をしていることが社員に知られると、次のような不安や不信を招きます。
- 「会社の経営が危ないのでは」との疑惑が生まれる
- 「分社化するのでは」などの噂が広まる
- 「努力しても出世できないのでは」と社員が不信を抱く
役員が辞めていくのは、会社が倒産する前兆である場合ありますよね。
そのため、社員が不安を抱いてしまいます。
分社化で組織が変われば、仕事が大幅に増えたり、業務の方針や方法が変わったりして社員への負担も大きいものです。
「切り捨てられ、そのうち倒産するのでは」という不安も生じてしまうため、非公開求人にするのです。
③企業側が採用コストを抑えたいと考えているため
公開求人にすると多くの募集が来て、全てに対応するリソースが足りなくなると判断した企業が、求人を非公開にしている場合があります。
非公開求人にすることで、人材紹介を依頼した転職エージェントからの応募のみに対応を絞ることができますので、効率的に人材確保ができるようになります。
非公開って聞くと良くない求人かと思ってたけど、その逆なんだな!
そうね。
ここまでで理由はわかってもらえたようね。
次は公開求人と非公開求人の違いを詳しく確認していきましょう。
非公開求人と公開求人の違い
公開求人とは、企業の公式サイトや転職サイト、ハローワークなどに掲載されている求人のことで、誰でも見られるものを指します。

求人情報が多くの人の目に触れやすいため、企業がたくさんの人材を確保したいときや、ポテンシャルのある未経験者を採用したい場合に多く用いられる方法です。
一方、非公開求人とは、企業の自社サイトや転職サイト、ハローワークなどには掲載されず、限られた人にしか公開されていない求人のことです。
早急に欠員を補充する必要があったり、求人に応募が殺到しないようにしたりするときに、企業が選考作業を効率化させるために多く用いる方法です。
企業は転職エージェントに応募者の選定をある程度任せているため、非公開求人に応募するには、転職エージェントを通じてコンタクトを取ることになります。
非公開求人は皆さんが思っているより、多くあるはずよ。
みんなが知っているような大手企業も上記のような理由で非公開求人にしているでしょう。
次は非公開求人のメリット・デメリットを確認していきましょう。
非公開求人のメリット・デメリット
非公開求人にはメリット・デメリットがあります。
デメリットも同時に理解しておく事で、非公開求人を応募する際に不安な気持ちもなくなるはずです。
では先に、メリットから確認していきましょう。
メリット
非公開求人には、主に4つのメリットがあります。
- 求人数が多い
- 大手企業や有名企業の求人がある
- 幹部クラスの求人もある
- 限定された人しか見れない
1つ1つ解説していきます。
下記を確認していきましょう。
①求人数が多い
先述した通り、非公開求人は転職エージェント各社が扱う求人情報の約8割を占めます。
そのため、転職エージェントを利用すると、転職サイトで目にするよりも多くの求人情報を確認することができます。
②大手企業や有名企業の求人がある
非公開求人の中には、応募が殺到してしまうなどの理由から転職エージェントに依頼している大手企業や有名企業の求人情報もあります。
志望企業の公式サイトや転職サイトに求人情報がなくても、転職エージェントを通じて出会うことができるかもしれません。


③幹部クラスの求人もある
幹部クラスの求人情報など、条件が良い求人が多いのも非公開求人のメリットの一つです。
マネジメントの経験があり、管理職層への転職を希望する人などは、公開求人よりも非公開求人から探したほうが希望に合致した求人を見つけやすいでしょう。
④限定された人しか見られない
非公開求人は、公開求人と違って誰でも情報を閲覧できるわけではありません。
求人情報にマッチした人のみが転職エージェントから情報を紹介してもらい、応募することができます。
そのため、求人情報を紹介してもらった時点で、自分がその企業の求める人材像にある程度マッチしていると考えられます。
デメリット
非公開求人のデメリットも知っておくと、応募する前にリスクを確認することができます。
主に次の2点です。
- 求められる職務レベルが高い
- 情報が限られている
1つ1つ確認していきましょう。
①求められる職務レベルが高い
非公開求人は企業が条件に合った人材のみを求めている場合がほとんどです。
特にマネジメント層や専門職の募集となると、高いスキルや豊富なキャリアを要求される場合があることを念頭に置きましょう。
②情報が限られている
具体的な仕事内容や待遇など条件面の詳細について、転職エージェントの頭越しに企業に直接確かめることはできません。
問い合わせをしたいときは、転職エージェントの担当者に連絡します。
また、基本的には紹介してもらった転職エージェントからの情報しか得られないのも、デメリットと言えるでしょう。
このデメリットは複数の転職エージェントに登録すれば解決するので、問題ないわね。
求職者の多くが複数の転職エージェントを利用しているのよ。
非公開求人で転職する方法
非公開求人を見て転職するには、転職エージェントに登録するしかありません。
転職エージェントに所属するキャリアアドバイザーが、応募者が求める条件に合った非公開求人を紹介してくれます。
応募者がスキルアップやキャリアアップを重視している場合も、希望に沿って企業をマッチングします。
転職エージェントのスカウト機能を使う
転職エージェントのスカウト機能を利用しても、非公開求人に応募することができます。
スカウト機能を利用する場合は、まず自分が希望する職種や勤務場所、給料などを含めたプロフィールを転職サイトに登録します。
企業や転職エージェントがその情報を見て採用を本格的に検討したいと考えると、オファーメールが届きます。
オファーメールが届いた場合は、すでに一定の条件をクリアしていると考えられ、書類選考などで有利になる可能性があります。
まとめ
転職活動を成功させるためには、幅広い情報収集が不可欠よ。
企業の公式サイトや転職サイトでも公開求人の情報はたくさん手に入りますが、まだ見ぬ非公開求人の中にも自分に合う転職先の情報があるかもしれません。
そうした機会を失わないたくない人や、転職してキャリアアップをしたいと考えている人は、転職エージェントに登録して、非公開求人を検討してみてはいかがでしょう。
非公開求人は特別なものではなく、転職エージェントであればどこでも紹介を受けることが可能です。
それでも一社の求人情報だけでは、物足りません。
様々な業界・職種の求人を所有している、当サイトおすすめの総合型転職エージェントへ、ぜひ登録してみて下さい。
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複数の転職エージェントに登録しておくと、非公開求人もその分多くなり、あなたに合った仕事が必ず見つかるはずです。
あなたの転職が成功することを心から願っています。