仕事を辞めたいと悩んでいるとき、誰に退職の相談をすればいいか迷ってしまいますよね。
まず、結論から言うと、会社の上司へ退職の相談をするのは絶対に止めましょう。
上司へ話をするときは、退職する決心がついてからでないと、引き留められたり社内評価が下がるデメリットがあるためです。
ここからは、当サイトで行ったインターネット上のアンケート調査から、男性と女性それぞれが退職を決断するまでに誰にどんな相談をしているのか?について解説します。
また、退職の相談にあたり覚えておきたい注意点についてもまとめました。
それでは、下へスクロールをお願いいたします。
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退職の相談相手は誰がいい?徹底調査しました!
当サイトで、以下の条件でインターネット上のアンケート調査を行いました。
回答者:20~50代の退職経験者
調査会社:大手クラウドソーシング会社
調査方法:Webアンケート
実施期間:2020年11月~
有効回答数:202名
ここからは、男性と女性それぞれ、退職の相談相手が誰で、どのようなお話をしたのかをシェアしていきます。
男性の退職相談の相手
男性の退職の相談相手については、「相談しなかった:19.4%」がもっとも多く、次いで「友人:18.1%」「同僚:13.9%」「家族:13.9%」「妻:13.9%」「両親:11.1%」「彼女:8.3%」「上司:1.4%」という結果となりました。
ここからは、退職の相談をした相手とどのようなお話をしたのか、ヒアリングした内容をシェアします。
退職が決定した瞬間は、友人・家族からたくさんのエールをラインでもらいました。
自分自身、前職の仕事の悩みを周りに相談していた分、ようやく辞められて良かったねという安堵の声も多かったです。
友人らは、私を元気付けるために、お酒の席やBBQ等に誘ってくれました。
おかげで、本当に嬉しく心が晴れやかになりました。
友達が心配して毎週のように食事に誘い出して、私の話を聞いてくれました。
同僚が精神的に病んでいる私を心配して病院に連れて行ってくれました。
弟がよく連絡をくれて、食事に誘ってくれました。
妻が、そんなに悩むくらい辛いなら辞めても良いんだよと言ってくれました。
ブラックな職場で働くことで日々精気を失う私に対し、母は精神科の病院に付き添ってくれました。
また、友人は前向きになれる映画を一緒に見ようと誘ってくれました。
彼女がずっと励ましてくれたおかげで、なんとか持ち直すことができました。
女性の退職相談の相手
女性の退職の相談相手については、「友人:19.4%」がもっとも多く、次いで「同僚:17.1%」「両親:15.2%」「彼氏:13.4%」「家族:12.8%」「夫:6.7%」「上司:1.2%」という結果となりました。
一方、「誰にも相談しなかった」と回答した方は、全体の12.2%いらっしゃいます。
ここからは、退職の相談をした相手とどのようなお話をしたのか、ヒアリングした内容をシェアします。
理不尽に怒られた後など、見ていたパートさんがフォローしてくれたり、お菓子をくれてグチを聞いてもらっていました。
とくに退職した同期とは、同僚としての出会いでしたが、今は親友と呼べるほどにプライベートでも仲良くしています。
その子に出会えたことについては、ブラック企業に感謝していますね。
未だに「あの頃しんどかったねw」などとよく話しています。
在職中もいつも心配してくれていて、引継ぎ不十分になることも承知の上で、退職の意志を尊重してくれました。社内の職員も同様です。
退職は誰かに相談すべき?筆者の見解
筆者は、過去に約10年間、パチンコ店で正社員として働いていたことがあります。
入社して4~5年はブラックな職場環境ではありましたが、その後は改善されて働きやすい会社へと変わっていきました。
ただ、筆者は社内で周りの若いアルバイトや同僚の社員とうまく人間関係を築けず、また仕事ができなかったので30を過ぎてもほぼ昇進できずにダメ社員の烙印を押されていました。
友人も当時はおらず、周りに相談できる同僚もいなかったので、辞める1~2年前からずっと一人で悶々と悩みながら働き続けていました。
32歳ころ、「もう、この会社にいても未来はないな」とはっきり分かった(※遅すぎなんですが)ので、意を決して直属の上司へ退職の意思を告げました。
ありがたいことに、会社の上層部の方から引き留めて頂けたりもしましたが、とくにトラブルもなくすんなり退職は決まりました。
ただ、パチンコ店はシフト制で回しているため、社員である私がすぐに辞めるのは困るという話になり、退職を申し出てからおよそ2ヶ月くらいは働くことになってしまいました。
その当時のことは今思い出してもイヤな気分になるほどで、「辞めると決めている会社」で働くことほどツライことはないんだなと痛感しました。
2ヵ月間は何とか乗り切り、送別会を開いて頂き、最後は溜まっていた有給消化をして退職をしました。
筆者が退職をしてから今までで5年以上経ちましたが、今の自分から見て当時の自分にアドバイスをするとしたら、以下のポイントですね。
- 誰かに退職の相談をするのは個人の自由でOK
- 退職日は自分が主導権を握って二週間後に設定すべき
まず、退職の相談は迷っているのであれば誰かに話を聞いてもらうのも良いと思います。
ただ、筆者のようにすでにほぼ辞める意思が固まってしまっているなら、誰にも相談せず決断することも悪くないでしょう。
いずれにせよ、相談する前にまず自分の意見をしっかり持っておかないと、アドバイスを受けるたびに流されてしまい、主体的に結論が出せなくなるので注意してください。
次に、ここが大事なポイントですが、退職日は基本的に二週間後に設定して辞めた方が良いです。
今、会社で働く方はイメージしづらいかもしれませんが、退職を表明してからの勤務は本当にツライです。
「自分は何のためにここにいるんだろう?」と考えながら働き続けることになりますし、退職後に転職活動をするのであれば、この期間はムダです。
「後任者に引継ぎをする前に辞めるなんて無責任だ!」
こんな意見も間違いではないとは思います。
しかし、当サイトでブラック企業を辞められずに苦しむ方に意見を聞く限り、
- 明らかな過重労働(サービス残業)により引継ぎが困難
- 後任者が決まらずに退職させてもらえない
- 途中で辞めることを無責任としてパワハラ被害を受けている
こうした苦しみによって、退職希望をうやむやにされてしまったケースが多いです。
その結果、大切な人生の時間をムダに過ごしてしまったり、追い詰められてうつ病などの精神疾患を患う方が後を絶ちません。
極論を言えば、会社経営の心配より自分の人生をもっと真剣に考えましょう!ということですね。
退職の相談をするときの注意点
退職の相談は、誰にも相談しない方もいれば、「友人」「同僚」「家族」「パートナー」といった相手に相談する方もいることが、Webアンケート調査から分かりました。
ただ、退職の相談は、退職の意思があることが周りにバレてしまうことでもあるので、デメリットもあります。
ここからは、退職の相談相手それぞれに気を付けた方が良いポイントついて、解説していきます。
同僚に退職の相談をすればバレてしまうリスクも
退職の相談相手として「同僚」に聞いてもらっている方は多いですが、社内の人間に話すことは、すなわち社内でウワサが広まるリスクがあることも覚悟しましょう。
「私の同僚は信頼できるから大丈夫」という方もいるかもしれませんが、同僚が発信源となり噂が広まり、上司の耳に入ってしまえば強い引き留めにあうかもしれません。
両親は世代が違うため意見が衝突する
両親が社会に出た時代と今とでは、どうしても価値観や環境にギャップがあります。
「自分の若いころは…」と自分の価値観を押し付けてくるような両親に退職の相談をしても、気持ちを分かってもらえないばかりかパワハラ上司のように人格否定されてしまうかもしれません。
実際に退職に悩む方にヒアリングすると、「親に仕事を辞めたことをバレたくない」と思っている方も多かったりします。
パートナーには本音で相談するべき
「彼氏」や「彼女」あるいはすでにご結婚されている方であればなおさら、自分のパートナーには正直に悩みを打ち明けるべきです。
自分のダメなところも含めてお付き合いできる相手でなければいずれ続かなくなってしまいますし、会社でもプライベートでもガマンして良い顔を作っていると、本当に精神が病んでしまいます。
上司に退職の話をするのは「報告」が望ましい
よほど信頼関係が厚いなら別ですが、基本的に上司には退職の相談はせず、辞める決心がついたら「報告」をするのが望ましいでしょう。
退職の決心をしないまま上司に相談してしまえば、慰留(※なだめ思い留まらせること)されしまうリスクがあるためです。
また、退職するかもしれない部下に対して、上司が評価することはまずありません。
ボーナス時期が近ければ減給されるリスクもあるため、オススメできません。
相談できる相手がいない?退職の相談窓口を利用する手も
勤める会社の人間関係によっては、社内の同僚や部下などに相談できない方も大勢いらっしゃるでしょう。
筆者も過去正社員を辞めたとき、誰にも相談する相手がいませんでした。
これはこれで、ツラい状況ですよね。
そこで、ここでは誰でも退職相談ができる公共の相談窓口をピックアップしました。
「とにかく誰かに話を聞いてもらいたい」方は利用してみてはいかがでしょうか。
厚生労働省の「総合労働相談コーナー」
厚生労働省管轄の「総合労働相談コーナー」では、解雇・雇止め・配置転換・賃金の引下げ・募集・採用・いじめ・嫌がらせ・パワハラなどのあらゆる分野の相談ができる政府機関です。
正規雇用だけでなく、非正規雇用者はもちろん、学生も利用することができるので、アルバイト先の悩み相談でも乗ってもらえます。
専門の相談員が、面談もしくは電話で対応してくれます。
料金はもちろん無料、予約不要で利用可能です。
「総合労働相談コーナー」は、各都道府県労働局・全国の労働基準監督署内などに設置されています。
ご興味のある方は、下記の厚生労働省のサイトから該当地域のページへ移動してください。
合同労組(ユニオン)
合同労組(ユニオン)とは、パワハラやセクハラ、不当解雇や賃金の引上げといった会社との交渉や話し合いを平等に行くべく生まれた法制度です。
労働組合と聞くと、不当な扱いを受けた労働者たちが社内で結束をして、会社と争うようなイメージですが、合同労組(ユニオン)は同企業内でなくとも結成ができます。

たとえば、「ブラック企業ユニオン」という組織は、電話やメールで労使問題の無料相談を受け付けています。
ブラック企業ユニオン

ホームページはこちら▶ http://bku.jp/
こちらの「みんなのユニオン」では、オンラインで加入・脱会の手続きができます。
みんなのユニオン

ホームページはこちら▶ https://uaas.jp/
日本労働弁護団

「日本労働弁護団」とは、労使トラブルを専門に取り扱う、全国の弁護士によって形成された組織です。
「日本労働弁護団」では、初回のみ無料の電話相談ができます。
【※補足】
以前、株式会社日本技術総合研究所が運営する「全国職業相談センター」という相談窓口がありましたが、2020年11月現在ホームページが開けないので、恐らく閉鎖されていると思われます。
まとめ
それでは最後に、本記事の内容をまとめさせていただきます。
- 男性の退職相談は、誰にもせず一人で悩む方がもっとも多い
- 女性の退職相談は、「友人」にする方がもっとも多い
- 退職は申し出てから二週間後でOK
- 退職の報告は「上司」へ、相談は自分に近しい人物へ
退職の申し出は、正社員なら辞める1~2ヵ月前でしっかりと引継ぎをするのが世間の常識なのかもしれません。
しかし、たとえば「昔から働きたかった業界への転職が決まった」「フリーランスとして独立したい。そのためにやるべきことがこれからたくさんある」といった前向きな理由があるなら、会社に掛ける迷惑より自分の人生の方が大切だと筆者は思います。
過去、筆者が勤めていたパチンコ店で、エステティシャンになりたくてずっと頑張っていたアルバイトの女の子が、突然「転職先が決まったので明日辞めたいです!」と言ってきたことがありました。
そのとき、周りは突然のことにどうしようかといった雰囲気でしたが、上層部の中で唯一尊敬する上司が取り計らい、スムーズに退職手続きをしてあげたことがありました。
当時、筆者はそのバイトの子をみて「自分勝手だなあ」と思いましたが、今なら上司がなぜすぐに退職させてあげたのかが理解できます。
今、あなたが勤める会社は、あなたの人生まで責任を取ってくれるわけではありません。
今よりもう少しわがままに、これからのことを考えてみましょう!
当サイトおすすめの退職代行サービス
それではここからは、当サイトおすすめの退職代行サービスについてご紹介します。
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うつ病になってしまうのでは無いかというほど追い込まれていたので、辞めることができたのは本当に良かったです。

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