そして、私からはパートを辞めてからお金に困っている主婦に向けて、対応策を6つほど伝授するわよ!
お金がない主婦がパートを辞める対応策は こちら▼
家事をこなし、子どもを育てながらお金を稼がなければならない主婦にとって、辞めたいのに辞められないパートで働く苦痛は耐えがたいものがあるでしょう。
しかし、パートを辞めたら月々の出費が支払えなくなる…そんな悩みに直面すると、本当に苦しいものですよね。
今回は、そんな主婦に向けて記事を書いています。
まず、本記事の前半は、男女合計100名を対象に、「お金がないと仕事は辞めるべきではない?」をテーマに行ったWebアンケート調査の結果をシェアします。
本記事の後半では、パートを辞めてお金がなく悩む主婦の方に向けて、退職”前”と退職”後”それぞれのタイミングで出来る6つの対応策についてまとめました。
- 「お金がないと仕事は辞めるべきではない?」をテーマに行ったWebアンケート調査の結果
- お金がない主婦がパートを辞める”前”にやるべき3つの対策
- お金がない主婦がパートを辞めた”後”にやるべき3つの対策
それでは、下へスクロールをお願いします。
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動画:【アラフォーパート主婦のvlog】仕事を辞めたくなりました。甘えでしょうか?おすすめ退職代行サービス
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お金がないと辞められない?Webアンケート調査をしました!
当メディア「退職ナビ」では、退職経験のある100名の方を対象に、「お金がないと辞められない」のかどうか、以下の条件でWebアンケート調査をいたしました。
回答者:20~60代の退職経験者
調査会社:大手クラウドソーシング会社
調査方法:Webアンケート
実施期間:2021年3月~
有効回答数:100名(女性:61名 | 男性:39名)
今回、Webアンケート調査にご協力いただいた方々の属性(「業種・職種」「年齢」「性別」)は下図の通りです。
ここからは、「お金がないと仕事を辞めるべきではない?」という質問に対する、Webアンケートの回答結果について、詳しく見ていきましょう。
「お金がないと仕事は辞めるべきではない?」かどうか質問したところ、全体で「辞めるべきではない」と回答した方が45.0%ともっとも多く、「辞めても良い」は31.0%、「どちらともいえない」が24.0%という結果となりました。
男女別にみていくと、まず男性は「辞めるべきではない」が46.2%、「辞めても良い」が38.5%、「どちらともいえない」が15.4%という結果が出ており、やや「辞めても良い」と回答した方の割合が高いですね。
女性は「辞めるべきではない」が44.3%、「どちらともいえない」が29.5%、「辞めても良い」が26.2%という結果が出ており、「辞めるべきではない」とする意見が多いです。
「辞めるべきではない」と回答した方の意見
ここからは、「辞めるべきではない」と回答した意見を、男女別にまとめたデータを見ていきましょう。
まずは、男性の意見です(※複数回答可)。
男性の意見
生活ができなくなるから | 11 |
家族を養えなくなるから | 7 |
転職活動に影響するから | 6 |
その他 | 2 |
やはり、「生活ができなくなるから」という意見がもっとも多い結果となりました。
転職活動への影響については、転職活動中の資金が必要になることや、無職になることのメンタルダメージ、そして無職になることで面接時の評価が下がるといった意見がありました。
いくつか、回答内容を抜粋いたします。
まず、生活をしなければならない、家族を養わなければならない義務があります。
今は再就職するには厳しい環境なため、簡単に践みきらない方が良いと思います。
さらに転職活動が長引くことも考えると、ある程度のゆとりあるお金がある状態でないと、焦ってブラック企業にお世話になる可能性もあると思います。
生活費にゆとりがないと、負のスパイラルに落ちる可能性が十分に考えられます。
子どもが大学までいく学費、標準的な生活水準を維持して時には旅行もしたいと考える中で、この生活を維持できるかわからない状態のまま、毎月もらえる給料を捨てて他に転職することはできないと思っています。
女性の意見
転職活動に影響するから | 19 |
生活ができなくなるから | 14 |
家族を養えなくなるから | 10 |
その他 | 8 |
女性の意見としては、転職活動への影響を懸念する内容がもっとも多かったです。
中でも、年齢を重ねると転職しづらいという意見が多く、次いで、無職になることのメンタルダメージ、そしてコロナ禍で転職が大変といった意見がありました。
いくつか、回答内容を抜粋いたします。
お金はいくらあったとしても満足するかはその人次第、年齢が上がることに体もきつくなりますし、転職はしづらくなります。
どんどん下がっていく方が大概ではないでしょうか。
怪我や病気をして働けなくなる、生活費を切りつめる生活により、精神的にもゆとりがなくなってきます。
万一に備えられるよう働ける間は仕事は辞めるべきではないと思います。
生活することも厳しくなり、精神的に私も家族もつらい思いをすると思う。
仕事を辞めたいと思うことは多々あるが、生活を守るために我慢して働くしかない。
40歳を前にして、特別な資格もないから、転職先も簡単には見つからないと思っています。
仕事を辞めても生活ができるのであれば、趣味をしたり本を読んだり好きな事ができるので、仕事を辞めたいのであれば辞めればいいと思います。
ただ、その時に、仕事で関わってきた人、仕事上の友達・仕事に使う時間・仕事で必要となる体力も失う可能性もあると思います。
お金があっても、仕事によって得られていた物も大きいと思いますから、生活の為だけの仕事ではないと思いますが、基本的には仕事はお金を得る為、と考えた方が、気持ち的には楽だと思います。
また、お金がなくなってきて、生活のレベルが保てなくなったときにまず、削られるのが食費になると思いますが、食費を削ることで、健康を害することにつながるから。
「お金がないと仕事を辞めるべきではない」と回答した方の意見をまとめると、下図の通りです。
「辞めてもよい」と回答した方の意見
ここからは、「辞めてもよい」と回答した意見を、男女別にまとめたデータを見ていきましょう。
まずは、男性の意見です(※複数回答可)。
男性の意見
心身ともに健康でいる方が大事だから | 5 |
生活水準を下げれば適応できるから | 4 |
3ヶ月程度の生活費があれば次の仕事が見つかるから | 4 |
バイトやクラウドソーシング等で稼げば良いから | 4 |
失業保険がもらえるから | 2 |
自己破産や任意整理等でやり直せるから | 1 |
その他 | 2 |
「心身ともに健康でいることを重視」する意見がもっとも多く、次いで「生活水準を下げる」「次の仕事を見つければ良い」「バイト等で稼げば良い」といった楽観視した意見が多い傾向にありますね。
その他の内容としては、「自分の人生を好きに生きたい」「そもそも貯金ができる状態であればその仕事を辞めるべきではない」といった意見がありました。
いくつか、回答内容を抜粋いたします。
健康でさえあれば、アルバイトでもクラウドソーシングでも、何なりと生活費は稼げます。
無理して仕事を続けて健康を損なうと、何をやっても生活費を稼ぐことは出来なくなってしまいます。
お金を貯めることが出来るくらいの仕事なら続けた方が良いと思う。
お金が無いから仕事を辞めて違う職場を探し、今以上にお金をもらえるように頑張っていくものなんじゃないかと考えてしまう。
そして、基本的にいつになってもお金は足りないもので、多く稼げたら稼げたなりにお金が足りないと言っているのだと思う。
そのため、仕事を辞めるかどうかにお金は関係ない。
結局は手元にあるお金や現在の収入金額から自分の生活水準を決めてしまい、それが自分にとっての身の丈であると思い込んでいるだけだと思う。
お金が無いのに仕事を辞めたとしても、いざ実際にその状況に放り込まれれば、その状況での生活水準にはすぐに慣れると思うし、それが特別に嫌だとかも思わないと思う。
女性の意見
心身ともに健康でいる方が大事だから | 8 |
3ヶ月程度の生活費があれば次の仕事が見つかるから | 4 |
バイトやクラウドソーシング等で稼げば良いから | 3 |
失業保険がもらえるから | 2 |
生活水準を下げれば適応できるから | 2 |
自己破産や任意整理等でやり直せるから | 2 |
その他 | 2 |
男性と同様に「心身ともに健康でいることを重視」する意見がもっとも多く、次いで「次の仕事を見つければ良い」「バイト等で稼げば良い」といった意見が多い傾向にありました。
その他の内容としては、「自分の人生を好きに生きたい」「自分の人生を見つめなおせるから」といった意見がありました。
いくつか、回答内容を抜粋いたします。
何か理由があって今の仕事を辞めたいと考えているならば、心を苦しめるよりも仕事を辞めて心を休ませてあげる方が今の自分の健康のため、また将来の自分の健康のためにもより良いと思います。
仕事を辞めてはいけないというような法律も存在しないのでもっと自由に生きて良いです。
確かに今の方がお金はないし将来的にも不安はありますが、ストレスで心身の健康を損なうよりはずっと良かったと思っています。
この先長い人生の中で、少し休憩の時間があってもいいと思います。
自分のことを見つめ直す時間がとれて、自分はどういう働き方をしたいか、どういう生き方をしたいか、改めて考えることができました。
心身をすり減らして働く時間が無駄だし、辞めてもどうせ代わりはいくらでもいる。
でも家族や大切な人にとって自分は代わりはいない。
辞めたいのに辞められず、心や体を壊せば回復するまでに余計にお金を使うことになるし、仕事でそんなことになるのはもったいない。
「お金がなくても仕事を辞めて良い」と回答した方の意見をまとめると、下図の通りです。
「どちらともいえない」と回答した方の意見
ここからは、「どちらともいえない」と回答した意見を、男女別にまとめたデータを見ていきましょう。
まずは、男性の意見です(※複数回答可)。
男性の意見
いくつか、回答内容を抜粋いたします。
妻も子もいて養っていかないといけないので、辞められないが、仕事にやりがいを感じない。
仕事にマンネリ化しているので、違う内容の仕事がしたいが、なかなか踏み出せない。
自分のスキルを向上できる環境と楽しめる仕事内容をしたいと思う。
家族がいないのであれば、お金がなく辞めたとしてもなんとかなるとは思うが、家族がいれば迷惑をかけるわけにはいかないため、慎重に判断すべきだと思う。
また、辞める理由にもよるが、もしうつになるほどストレスを感じる、または給料が明らかに安いのであれば家族がいたとしても辞めるべきだと思う。
そうでないのであれば、家族がいるのであれば辞めるべきではないと思う。
独身で若い人は将来に対する可能性が残ってるので、転職して新しい職に挑戦してみて良いと思います。
転職するには難しい年齢の人は、今の職場で我慢して留まった方が無難だと思います。
そして、よほどに経験や資格養うスキルが無ければ動くべきでは無いとも思います。
女性の意見
いくつか、回答内容を抜粋いたします。
そのかわり、これまでしんどい思いをしていたのなら、開放されることは心身ともに良いことだと思う。
辞めずに働いていたら、経済的な安定と、まだお金に困らないという安心があると思う。
ただ、しんどいことがあるならば、我慢するのか、自分なりに折り合いをつけて働かなければならないこともあるため、どちらでもないと感じる。
半病人(持病があり日常生活は送ることができる介護認定未満)は、働いたお金のほとんどが医療費になるため、生活を充実させるのは難しい(高額医療費の基準が高すぎる)です。
他方、扶養しなければならない家族がいる場合は学費等かかり、身体が辛く短時間の勤務にしたくても生活が困難で辞めることができない。
パートを辞めたいケドお金がない!対応策6つを解説します
月々のパート代十数万円がなくなることで、貯蓄を切り崩さなけば生活できないご家庭はたくさんあるかと思います。
しかし、パートを辞めて、新たに違う雇用形態で働くやり方や、国の給付金制度を利用することで、出費を最小限に抑え、心身ともに回復に努める選択肢もあるのではないでしょうか。
ここでは、主婦がパートを辞めるときに打てる対策として、以下の方法を提案いたします。
【退職”前”にやれること①】人材派遣会社に登録する
人材派遣という働き方はご存知でしょうか?
人材派遣とは、派遣会社に登録したスタッフが、派遣会社からお仕事の紹介を受けて、雇用関係が成立した後、派遣先企業で働くスタイルです。
上の図のように、お仕事紹介をしてもらう「派遣元」へ登録・雇用契約を結び、「派遣先」でお仕事をします。
「派遣先」としては、従業員の給与計算・サポート等を「派遣元」に請け負ってもらえるため、普通に雇い入れるよりコストがかからないメリットがあります。
そのため、人材派遣の求人は、普通のパートと比べて高時給で働けることが多いのです。
しかし、デメリットも、もちろんあります。
普通のパートとは違い、派遣は有期雇用契約、つまり、長期の求人であっても契約更新を繰り返しながら働くことになります。
ですので、派遣は長期的な安定収入を得るには向かない雇用形態と言えます。
派遣のメリット・デメリットをすべてまとめると、このようになります。
- 残業がほぼない
- 転勤がない
- 人間関係の悩みが少ない
- 有給消化しやすい
- 高時給で働ける
- 女性向き求人が多い
- 過去の職歴を生かせる
- 紹介予定派遣で正社員を目指せる
- 副業で働きやすい
- 大手企業で働けるチャンスがある
- 自由度が高い
- 業務内容がはっきりしてる
- 3年ルールによりずっと同じ職場で働けない
- 同一労働同一賃金問題
- 雇い止め・派遣切りのリスクがある
- 即戦力を求められる
- 疎外感を感じるときがある
- 契約前に聞いた条件と違うときがある
- やりがいがない
- 年収が少ない
- 社会的地位が低く見られる
おすすめしたいのが、パートを辞めるにしろ続けるにしろ、まずは自分の住む地域にある人材派遣会社に登録することです。
人材派遣は登録からお仕事紹介まで、すべて無料サービスとなっているため、まずは登録だけしておけば、高時給で稼げるオトクな求人情報が手に入る環境を作ることができます。
(「派遣元」は、登録スタッフの就業が決まると、「派遣先」から派遣料というカタチで収入が得られるビジネスモデルとなっています)
「派遣についてもっと詳しく知りたい」という方は、以下の人材派遣メディアで図解を交えて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
関連サイト▶ 人材派遣とは?派遣のしくみを徹底解剖
【退職”前”にやれること②】夫と相談して専業主婦になる
言い出しづらいかもしれませんが、まず旦那さんに「一度、専業主婦になりたいんだけど」と相談するのも一つの手です。
お子さんがいれば、大きくなるにつれてお金はかかる一方ですし、なおさらパートを辞められない、と自身を追い込んでしまう方は多いと思います。
しかし、家族にとって母親はとても大切な存在です。
パートを続けることで心身ともに疲弊していくくらいなら、思い切って一度専業主婦になってみるのも悪くないんじゃないでしょうか。
もちろん、旦那さんの収入にも関わってきますが、まずは3ヵ月、半年ほど専業主婦となって生活してみて、再度夫婦で話し合いをすれば、新たな未来が見えてくるかもしれません。
【退職”前”にやれること③】傷病手当金の申請をする
「傷病手当金」とは、病気やケガを理由に4日以上働けなくなった従業員が、給料の約6割の給付金を最大1年6ヵ月までもらえる制度です。
「パートではもらえないのでは?」と思われるかもしれませんが、パートであっても社会保険加入要件を満たしていれば、問題なくもらうことができます。
社会保険は、同じ職場で働く正社員1ヵ月の労働時間の約4分の3以上働いていれば、パートであっても加入しなければいけません。
また、以下の要件をすべて満たす場合も、社会保険に加入することになります。
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 勤務期間1年以上またはその見込みがある
- 月額賃金が8.8万円以上
- 学生以外
- 従業員501人以上の企業に勤務している
他方、以下の条件どちらかに該当する方は、傷病手当金をもらうことができません。
- 被扶養者である
- 国民健康保険に加入している
傷病手当金をもらう4つの要件について
傷病手当金をもらうためには、以下4つの要件をすべて満たす必要があります。
- 業務外の病気やケガであること
- 仕事ができない状態であること
- 4日以上連続して欠勤していること
- 給与をもらっていないこと
①まず、業務中の病気やケガの場合、傷病手当金ではなく労災が適用されるため、傷病手当金の申請ができません。
②次に、「仕事ができない状態」とは、たとえば入院などが該当しますが、精神的な疲労・ストレス、つまりうつ病等の精神疾患も該当します。
お金がない状態でも働けないほどツライ状態であれば、一度医師の診断を受けてみましょう。
「就業できない状態」であると診断されれば、傷病手当金の申請は可能です。
③4日以上連続して欠勤する条件としては、有給を使ってもOKです。
3日連続で働いておらず、4日目以降も働けない状態が証明できれば、申請できます。
参考▶ 病気やケガで会社を休んだとき | 全国健康保険協会HP
【退職”後”にやれること①】失業保険の申請をする
ここからは、パートを辞めた後にできる3つの対応策について、解説します。
まず、再就職の意思がある方は、失業保険の申請をしてください(※前述した傷病手当金をもらう場合は申請不可)。
失業保険は、自己都合退職なら2ヵ月の給付制限(※令和2年10月1日の法改正により、3ヵ月▶2ヵ月へ変更)がかかるものの、一定期間は前職の約6割の給与を受け取ることができる制度です。
この2ヵ月を休養と考えて、リフレッシュしてからパート先を探すというのもアリでしょう。
【退職”後”にやれること②】ハローワークの教育訓練給付金へ申し込む
「教育訓練給付金」とは、資格取得にかかる費用の一部を国から補助してもらえる制度です。
パートを辞めた後、一旦はスキルアップの時期と考えて、資格取得や勉強することに専念することで、将来的に安定したお仕事ができる可能性が高まります。
令和3年4月現在、教育訓練給付金は以下の3つがあります。
一般教育訓練給付金 | 経費の20%・上限10万円 |
専門実践教育訓練給付金 | 経費の50%・上限年間40万円 |
(資格取得・就職等した場合) 経費の70%・上限年間56万円 | |
特定一般教育訓練給付金 | 経費の40%・上限20万円 |
申込要件や受講場所、その他もろもろの条件面は、最寄りのハローワークにお問い合わせをしてみましょう。
【退職”後”にやれること③】国民年金の免除・減税申請を
パートを辞めた後、ほとんどの主婦は会社で働く旦那さんの扶養に入ることになるかと思います。
しかし、旦那さんが自営業で生計を立てているご家庭の場合、国民年金の請求がやってくることになります。
(※パートで働いていて、社会保険に加入していた場合は、退職後に国民健康保険・国民年金への切替が必要です。)
パートを辞めて、国民年金の支払いが厳しい場合は、免除・猶予申請をするのも一つの手です。
国民年金の免除・猶予申請をして、通れば以下4つの内どれかに分類されます。
- 全額免除
- 4分の3免除
- 半額免除
- 4分の1免除
免除・猶予された国民年金は、後から納付することもできるため、生活が苦しい場合は一時しのぎとして申請をしておくことをおすすめします。
参考▶ 国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度 | 日本年金機構HP
『結論』主婦はパートを辞めてもいい
筆者は男性ですが、本当に辞めたいなら、主婦はパートを辞めてしまっても良いと考えています。
筆者は、そもそもパートという働き方自体、悪しき日本の風習であると感じているためです。
主婦がパート求人を選ぶのは、決して前向きな気持ちではなく、以下のような動機が多いです。
- 家事・育児のスキマ時間に働きやすいから
- 扶養範囲内で働きたいために、時給が低くても雇用が成立する
- 家事・育児で疲れているため、単純労働を選択する
もちろん、上記の考えが間違いだとは思いません。
しかし、こうした環境では仕事にやりがいがなかなか持てないし、どうしても片手間感が出てしまうために、雇用側も低時給で求人しようとする傾向があるのではないでしょうか。
主婦であっても、職業選択の自由がもっとあってもいいように思います。
ただし、主婦は働く必要はないと伝えたいわけではありません。
これからの主婦は、在宅で稼ぐ思考を持つことがとても大切だと考えています。
最近では、どこのご家庭でもWi-Fi環境が整っているため、在宅でネットショップを営んだり、クラウドソーシングを利用してライターのお仕事等で生計を立てている主婦も増えていますよね。
「在宅で働く」ことができれば、出勤・退勤の時間は無くなり、生活に余裕ができます。
ご自分のペースで働くことができるため、収入額のコントロールがしやすいメリットもあります。
最近では人材派遣も在宅勤務可能な求人が出てきていますし、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトに無料登録すれば、何かしらできるお仕事は見つかるハズです。
一旦、まずはパートから離れてみて、新たな世界で期限を決めてチャレンジしてみる。
主婦=パートという固定概念をまずは疑い、新しい発想で考えていくことが大切だと思います。
何も、一年も二年もやれとは言いませんが、本記事でご紹介した失業保険や人材派遣会社の活用、国民年金の免除・猶予申請などを行い、日々の生活を節約していけば、どうでしょう。
数か月程度チャレンジする余裕は生まれてくるのではないでしょうか。
何より、苦しいパートを辞めて、日々明るく過ごすあなたの姿を見れば、旦那さん含め家族も幸せになるのは間違いありません。
生きるためにはお金が必要ですが、お金のためだけに仕事をする考えはいつか破たんしてしまうものです。
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