ここからは、2013年度に発表されたブラック企業大賞のノミネート企業を解説するわね!
2013年のブラック企業大賞を受賞した企業は こちら↓
2013年、ブラック企業大賞委員会によってブラック企業大賞の受賞およびノミネート企業が発表されました。
そこで今回は、受賞企業一覧と、ノミネートされた理由について解説していきます。
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2013年のブラック企業大賞は、ワタミフードサービス株式会社が受賞しました。
- ブラック企業大賞:ワタミフードサービス株式会社
- 一般投票賞:ワタミフードサービス株式会社
- 特別賞:国立大学法人 東北大学
- 業界賞:(アパレル業界)クロスカンパニー株式会社
- 教育的指導賞:株式会社ベネッセコーポレーション
2013年度のブラック企業大賞にノミネートされた企業一覧は、以下の通りです。
※タップすると該当箇所へジャンプします
ここからは、各企業がどのような経緯・理由から受賞したのか、その理由について見ていきましょう。
【ワタミフードサービス】森美菜さんの過労自殺
2013年度のブラック企業大賞に選ばれたのが、「ワタミフードサービス(※以下、ワタミ)」です。
また、一般投票賞にも選ばれており、ダブル受賞しています。
「ワタミ」は、2008年6月に当時26歳の新入社員森美菜さんが、長時間労働を理由に過労自殺したとして、遺族と労働組合から提訴されており、2012年のブラック企業大賞にノミネートされています。
森美菜さんの過労自殺は、月に100時間超の残業や、休日出勤、連続深夜勤務といった実態から、亡くなった翌年には労災認定されたにも関わらず、「ワタミ」創業者である渡辺美樹会長は一切非を認めなかったといいます。
「ワタミ」社内で配布されている理念集には、「365日24時間死ぬまで働け」と書かれており、その異常性は当時の社会問題として大々的に取り上げられています。
【クロスカンパニー】セクハラ疑惑?過労死?黒いウワサの真相とは
株式会社クロスカンパニー(※2016年にストライプ・インターナショナルへ社名変更)は、2009年10月に当時入社1年目だった女性正社員が死亡しています。
労働基準監督署の認定した時間外労働は、2009年の9月だけでも111時間あったとされており、厳しい労働環境に身を置いていたことに間違いはありません。
しかし、「クロスカンパニー」は、2013年に4時間正社員と呼ばれる、時短勤務できる正規雇用を広めたことや、女優・宮崎あおいさんや広瀬すずさんをCMに起用するなど、当時はホワイト企業としても注目を集めた企業でもあります。
当時の代表である石川康晴氏は、創業からおよそ20年間、従業員の正社員雇用を一貫して貫いており、国内500店舗の出店を達成しました。
※2014年から、パート・アルバイト採用も行っています。
2020年6月、石川康晴氏は、複数の女性従業員からセクハラ被害を訴えられたことから、社長の座を退いています。
(2018年12月に社内で臨時査問会が開かれ、厳重注意を受けたものの、セクハラの事実はなかったと公表している)
しかし、メディアが公表した被害女性の証言によれば、石川康晴氏が宿泊しているホテルの部屋に深夜ラインで呼び出された等、セクハラの内容がかなり具体的ではあります。
石川康晴氏は「クロスカンパニー」の創業者であり、株式の40%を保有しているオーナーであるため、退任した後も強い影響力を持つことに違いはないでしょう。
【ベネッセコーポレーション】追い出し部屋で退職勧告?陰湿な人事戦略の実態とは
ベネッセコーポレーションは、「ベネッセ=よく生きる」の理念を元に、子どもの教育事業に力を入れている企業グループです。
そんな「ベネッセ」ですが、退職勧告の強要を目的とした被差別部署「人財部付」へ、リストラ対象者を人事異動させた後に、退職を強要した事実が明るみとなりました。
「ベネッセ」に勤める女性(※以下、Aさん)は、パートから入社後に正社員雇用となり、子会社「ベネッセビジネスメイト」へ出向となりました。
出向先で日々働くAさんのもとへ、人事部より出向先に残るか本社へ戻るかの打診があり、Aさんは本社へ戻る決断をしました。
すると、事前に聞いていた部署ではなく、Aさんが配属されたのが「人財部付」でした。
「人財部付」には仕事はなく、段ボールの片づけなど他部署の雑用を自ら希望して行うという陰湿な労働環境でした。
さらに、降格となったAさんの年収は200万円ダウンしたそうです。
Aさんに今後の選択肢として提示されたのが、以下の2点です。
- 転職支援会社を利用して自身で転職先を探す
- 「人財部付」に残る場合、他部署への配置転換希望はできず、処遇は変わらず、指示された仕事内容を拒否できない
後に裁判の証拠として提出された社内資料には、上記のような内容が記載されています。
退職勧告そのものに違法性はありません。
しかし、「ベネッセ」社内で行われた異動は、明らかに不当な配置転換により「退職」と「転職」を強要するものであり、裁判では違法行為であると判決が下っています。
【サン・チャレンジ】月平均560時間の労働環境を苦に首つり自殺
飲食チェーン「ステーキのくいしんぼ」を運営する「サン・チャレンジ」に勤める当時24歳の男性 和孝さんが、2011年11月8日、ステーキくいしんぼ渋谷店のビル内にある階段の踊り場で首つり自殺で発見されました。
亡くなった当時、和孝さんは渋谷店の店長を任されており、一日当たりの労働時間は12時間半を超えていたことが分かっています。
さらに、自殺直前までの約7ヶ月間で、休日はわずか2日のみで、90日間連続勤務後に自殺しています。
当時、大きく話題となったのが、直属の上司であるマネージャーの暴力です。
マネージャーの暴力は日常的に行われていたようで、厨房のしゃもじで叩いたり、ニヤニヤしながら和孝さんのシャツをライターで燃やそうとする等の被害があったようです。
和孝さんの顔が腫れていたり、くちびるに切り傷があったことは、周りの目撃証言から判明しています。
和孝さんには社内で交際していた彼女がいました。
彼女の証言によれば、休日も丸一日休めることはなく、酷いときにはデート中にマネージャーから「ソースがないから買って帰ってこい」などと電話で指示を受けています。
遺族が「サン・チャレンジ」を提訴後、裁判が始まります。
「サン・チャレンジ」は、一貫して和孝さんの自殺が自社に責任がないことを証明するため、様々なウソや名誉棄損にあたる発言を繰り返します。
裁判内容によれば、和孝さんの自殺当日、「サン・チャレンジ」は遺族に対して「和孝さんは出勤途中、ナイフで刺されて亡くなった」などと説明しています。
他にも、「サン・チャレンジ」は裁判の場で、以下のような無理な主張を並べ立てています。
- 苦痛なら退職しているのは明らか
- 親子関係に問題があったのではないか(※1)
- 恋人との関係が破たんしたショックで自殺した
- 他殺の可能性もある
(※1)和孝さんは、もともと父親の和幸さんが「サン・チャレンジ」に勤めていて、入社を勧められた
挙句には、「脱泡薬物を使用していた疑いがある」などと、名誉棄損ともとれる発言が問題視されました。
上司のマネージャーは、裁判の場で何十回と暴力をふるったことを認めながらも、遺族への謝罪の気持ちは「今はない」とはっきり証言されています。
裁判の結果、「サン・チャレンジ」に約5790万円の賠償金を遺族側へ支払う判決が下りました。
【餃子の王将】残業時間を改ざん?卑劣な手口に提訴へ
京都府内の「餃子の王将」(以下、Y店)で働く当時28歳の男性(※以下、Aさん)が、過剰な時間外労働によりうつ病を発症したとして、京都地裁に提訴しました。
裁判の判決は、「餃子の王将」からAさんへ損害金・慰謝料など計2301万円の支払いが命じられました。
Aさんは、アルバイトとして「餃子の王将」に入社した後、2010年1月からY店で正社員として勤務していました。
Y店では、コンピューターで勤怠管理をしており、10時間を超える勤務時間は記録できない仕組みになっていました。
労基署の調査の結果、Aさんの時間外労働は、月平均で約135時間あったことが分かり、2011年4月には抗うつ状態と医師から診断された後、労災認定されています。
【西濃運輸】計三度の退職届を拒否?男性の自殺
2010年12月31日、「西濃運輸」に勤務する男性(※以下、Aさん)が、キャンプ中に硫化水素を発生させて自殺しました。
自殺現場には遺書が残されており、「毎日12時間以上働かせ、サービス残業を強要した」「私を殺した会社に復しゅうする」などと綴られていたそうです。
Aさんのご両親は、2012年4月にAさんの労災が認定された後、慰謝料や時間外労働の未払い金など計8123万円の支払いを求めて、横浜地裁に提訴しています。
Aさんは、2007年3月に「西濃運輸」に入社後、事務員として荷物の管理やクレーム対応等と担当していました。
Aさんは、帰宅時間より前にタイムカードの打刻を強要されており、自殺した月の残業時間は98時間あったとされています。
本件の最大の問題点は、Aさんから計三度の退職の申し出があったにも関わらず、「西濃運輸」はこれを拒否したことにあります。
また、Aさんの母親は「西濃運輸」に対し、「会社側はサービス残業の実態を認めず、反省していない」「改善して墓前で謝ってほしい」などと話しています。
【東急ハンズ】サービス残業の常態化で30歳男性が死亡
心斎橋店「東急ハンズ」に勤めていた当時30歳の男性が、就寝中に心臓に異常をきたし、この世を去りました。
職場ではチームリーダーとして勤めていた男性は、亡くなる直前のバレンタイン商戦の時期には「残業予算」内に労働時間を収めるよう何度も指示を受けていました。
「残業予算」とは、「東急ハンズ」心斎橋店の各フロアごとに割り当てられた残業時間の上限のことです。
しかし、この「残業予算」を守るよう指示されても、心斎橋店では実務が定時では終わらない状態が続いていたため、サービス残業が常態化していました。
遺族の訴えにより、「東急ハンズ」の勤怠管理や時間外残業などを調べたところ、平均でおよそ90時間の時間外労働をしていたことが分かっています。
遺族から「東急ハンズ」を提訴することとなり、裁判の結果、約7800万円の支払いを命じられることとなりました。
【東北大学】抗がん剤の実験を強要?うつ病で自殺
2007年12月、東北大学薬学部助手の男性(当時24歳)が、「新しい駒を探して下さい」などと綴られた遺書を遺し、研究室から投身自殺をしました。
自殺直前2ヶ月の時間外労働は、104時間・97時間を超えており、自殺前にはうつ病を発症していたとみられています。
2007年10月からは、指導教授から生殖機能異常などの副作用がある抗がん剤の実験に従事するよう指示を受けており、周りの友人へ「もう子どもはできない」などと漏らしていたと言います。
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